ポメラニアン
4本の脚の先っぽ以外は豊かな被毛におおわれ、歩く姿は大きな毛糸玉がころがっているよう。輝く目をした知性あふれる顔と三角形の小さな耳が愛らしさをきわ立てます。
咬む力が弱いので大きな事故にはなりませんが、咬みグセはワーストワン。小さなお子さんがいる家では目が離せません。
好奇心が強く活発でよく動き回り、知らない人がいるとうるさく吠えます。
食事と健康
ポメラニアンの社会ではリーダーが先に食事をします。食事の時こそ誰がリーダーかを教える絶好のチャンス。目の前で器を置かれることで餌をくれる人が飼い主だとわかりますし、飼い主が食べた後に与えられることで、誰がリーダーかを認識するようになるのです。
活発ながらも小柄なポメラニアンには、毎日運動させることが必要ですが、短めの散歩をしたり室内でゲームを取り入れたりすれば十分です。 また幼少期の激しい運動は禁物です。まだ骨が未熟な時期に激しく走り回ったり、長時間運動をさせると、足腰の関節を痛めることもあります。特に膝(ひざ)は痛みやすいので、膝蓋骨脱臼に注意しましょう。
暖かい被毛を持っています。 二層になった被毛をきれいに保つためには、1週間に2回程度のブラッシングが必要です。