ミニチュアダックスフンド
古くから狩猟犬として活躍していたダックス。
ハンターの習性を受け継ぐミニチュアダックスフンドは、基本的に明るくて聡明、勇敢で好奇心旺盛です。また、毛のタイプによって少しずつ性格に差があるんです。ロング・ヘアードは温厚タイプ、スムース・ヘアードはちょっと神経質。ワイアー・ヘアードは他に比べると激しい一面を持っています。ご存知でしたか?
食事と健康
ミニチュアダックスフンドは丈夫で病気の少ない犬種ですが、垂れ耳ゆえ、耳の病気にかかりやすく、また、食欲が旺盛なので特に肥満に気をつけたい犬種です。
肥満は、腰や脚、心臓への負担を大きくし、糖尿病をはじめ様々な臓器の疾患と結びつきやすくなります。特徴的な胴長の体型により背骨や腰椎に負担がかかりやすく、我慢強い性格から重症になって気付くことが多いものです。
病気にならないようにするには、適度な運動と食事やおやつの量を調整することが大切。もともと猟犬だったので、運動量は多めに必要です。早足で散歩したり、広い場所で思いきり走らせたりしましょう。
ただし、階段を一気に駆け下りたり、ソファなどから飛び落りたりすることは腰に急激に負担がかかるので、避けなければなりません。
肥満は毎日の食生活や運動の管理次第で防げるものです。
スムースタイプの被毛のケアとしては、週に1度はブラッシングをして、むだ毛を取り除いてあげましょう。
ブロークンタイプは時々、ストリッピング(手で毛を抜くこと)が必要です。