ペキニーズ
洋梨のような形の体型をしていて、前肢辺りは太くがっしり、後肢辺りはやや細めです。前肢は短くガニ股なので、前足を回し身体を横に揺らしながら歩くローリング歩行が特徴です。
毛質は分厚い下毛と、長くて硬めのまっすぐな上毛のダブルコート。耳と尻尾に飾り毛があります。
食事と健康
室内で過ごす事が主となりますので、食事のコントロールはしっかりと把握して管理することが大切になってきます。
成犬では1日1~2回を目安に与えます。短頭種の犬に共通して言えることですが、口の形から一般的なステンレスの食器で餌を与えるよりは、底の浅い食器で平皿のような形だと食べやすいようです。
ペキニーズは、かなり低エネルギーの犬であるため、運動のために広いスペースを必要とするというわけではありませんが、身体的にも精神的にも健康な状態を保つためには毎日の運動は必要です。
ただしあまり激しい運動をすると腰や足の関節に負担がくるので、運動量は適量にということになります。
ソファーなど高い位置からの上下ジャンプや階段の昇り降り、滑りやすいフローリングを走り回ることで、潜在的な背骨や膝関節の問題を発生させ、徐々に変形性関節症を進行させ、痛みのために足を引きずって歩くようになる場合もあるので注意してあげましょう。