レオンベルガー
ドイツのレオンベルク市の市議会議員によって、同市の紋章に描かれたライオンを模した犬を作る目的でランドシーアやセントバーナードなどを交配し、改良されたのが、レオンベルガーです。
被毛の色は赤砂色、淡黄色、ゴールデン、赤褐色などで、骨太ながっしりした体格に幅広の頭蓋、両目の間のはっきりとしたシワが特徴、泳ぎが得意で、水かきのついた指を持っています。
ライオンに似た外見とは裏腹に、とても穏やかな優しい性格で、あまり番犬向きとはいえません。
とても忍耐強い面も持ち合わせていますので、小さなお子さんとの共同生活にもぴったりです。
食事と健康
大型犬ですが、特に多めの運動は必要なわけではありません。毎日の適度な運動と水遊びが大好きですので、夏場は時々泳げる環境での生活が理想です。
レオンベルガーも垂れ耳ですので、外耳炎などには十分気をつけて、耳を清潔に保つ必要があります。
そのほか、股関節形成不全などの先天的なものから、成犬になってからの関節疾患が多い傾向にあります。
あまり自分から動き回るタイプではありませんので、食事管理や新陳代謝のよくなる初期時バランスで肥満には十分気をつけてあげて下さい。