鼻水がでる
【鼻炎 ・副鼻腔炎 ・気管支炎 ・肺炎 ・ジステンバー ・鼻腔の腫瘍】
犬は鼻水がでても自分でなめてしまいます。やたらと鼻をなめていたり、
いつもより鼻が濡れていると感じたら、鼻水がでているかもと思って下さい。
鼻水の色などを調べる時は、白いティッシュを鼻先にあてると、色や状態がわかります。
粘り気があり、黄色の鼻水の時は、副鼻腔炎、感染症が考えられます。
また、せきが伴う場合は、気管支炎や肺炎などの感染症が考えられます。
サラサラした鼻水の時は、異物が入ったり、細菌に感染している可能性があります。
鼻血がでる
【事故によるケガ ・血小板減少症 ・鼻腔の腫瘍】
犬が鼻血をだすことはめったにありません。
ただ他の犬とのケンカや事故で、鼻の打撲などの外傷によって出血している場合は、
安静にしているとほぼおさまります。
しかし、喧嘩などがなく出血したり、一度出血が止まってもまた出血するということを繰り返す場合は、
感染症や血小板減少症などが考えられます。
早めに動物病院へ連れて行って下さい。
鼻血がでても、ティッシュや脱脂綿などで鼻を詰めないでください。
呼吸ができなくなる可能性もあります。